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2021年05月16日

中小企業がリスク少なく自社製品を作るには

資金力が限られた中で、自社ブランドの電子製品、電子装置を開発するにあたり、考慮すべき点を書きたいと思います。

ここでは、1ロット 10~100ぐらいで自社ブランドのFA装置等を開発するこを想定しています。
大企業が何十万台も作る製品は話が違ってくるので、当てはまらないです。

小さい電子装置を開発するにしても開発するにはそれなりの費用が掛かります。それらの投資効果を最大にしないといけません。

中小企業がリスク少なく自社製品を作るには

・市販している製品で使えそうなものがないかを探します。ライバル製品をベンチマークします。
 苦労して作ったら類似する製品が、安く大量にあったというのでは目も当てられません。
 また、ライバル製品がないか探します。小さい市場であれば、製品化から30年経過みたいなものがゴロゴロあります。ライバル製品を参考に、今の電子部品使うだけで、小さくて高性能で安価にできる可能性が高いです。


・素晴らしいアイディアはあてにしない。
 アイディア、発明、この世にないようなものを売り出して、世に問う! ということに私も憧れます。でもそれは中小企業が扱うにはリスクが高すぎます。
 世の中に類似品はあるが、いけていない、陳腐化している、旧態依然 というのがあると狙いやすいですね。


・お客様を巻き込んで開発する。
 使ってくれそうなお客様を巻き込んで、感想や効果を確認します。
 それらをフィードバックして、製品としてブラッシュアップします。 何度も作り直すので、作り直しのコストが安く上げられると開発費を低く抑えることができます。
 モノづくりするとどうしてもこだわりがでてきますが、お客様にとつて有益かどうかはお客様に聴きます。できる限り先入観をとりはらって開発します。


・お客様の新規導入のリスクを低くしてあげる
 お客様が導入するにあたり、簡単に取り付けられるほうがよいです。設置するのにお客様自身の設計が必要だと、お客様負担の開発費も発生してしまうので、それらが最小限になるようにします。
設計のウィザードをつくるとか、自動的に図面ができるようなシステムだったり、いくつかのパラメータを確認して、こちらが設計してあげる手もあります。


・通信規格などは普及しているものを選択する。
 通信仕様は 既存の規格を使うと、その後の応用も効きやすくなります。



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    Posted by suga41 at 12:00│Comments(0)お知らせ
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